中3に歴史を教えています。
先日は第一次世界大戦後、世界恐慌と第二次世界大戦の始まり をやりました。
世界恐慌=世界規模の不景気!
なもんで、各国は対策!
アメリカは「ニューディール政策」。巨大ダム作って、失業者に仕事を用意する。公共事業だ。
イギリス・フランスは「ブロック経済」。この2か国は植民地をたくさん持っているので、植民地との輸出・輸入に特化することで経済を回す。
で、ドイツは「ファシズム」。ここ国を擬人化して展開します。
ドイツ:第一次で負けて、多額の賠償金を背負ってつらいよ。
ああ、英仏は植民地たくさん持ってていいな。そうだ、ウチも近場で植民地ゲットしよ!
⇒近所のオーストリアを支配。
英仏 :何やってんだよ。勝手なことするな。
ドイツ:え、お前らもたくさん植民地持ってるんだからいいじゃん。ここだけにしとくから。
英仏 :仕方ないな。もう拡大しようとかすんなよ。
ドイツ:うん、わかったー。
⇒ポーランドに進行。
英仏 :また約束やぶったな!仕方ない、戦争だ!!
という感じで、第一次世界大戦が始まります。
このとき、あまり教科書に載っていないのが、ポーランドが英仏と「相互防衛条約」を結んでいたこと。
つまり、「きみの国が攻められたら、一緒に戦ってあげるよ」条約です。
これを考えると、現在のウクライナがNATOに入りたがった理由、ロシアが進行した理由がわかります。
ウクライナがNATO(北大西洋条約機構)に加盟すると、ヨーロッパの多くの国が「きみの国が攻められたら~」条約を結ぶことになります。
あっという間に、
ロシア VS ヨーロッパのたくさんの国
という構図になるんですね。
ロシアにとって、今回がウクライナを攻める最後のチャンスだったのかなと思います。
世界大戦が起こるようになったのは、近現代になって、「相互防衛条約」や「軍事同盟」が結ばれるようになったから と言えます。
軍事同盟
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